命をいただくことの大切さを教えてくれる松濤にあるエレゾハウス！（紹介制）
松濤にある紹介制ジビエレストラン ELEZO HOUSE（エレゾハウス）さん。
北海道に拠点を置くELEZO社のレストランです。
スタッフみなさんが狩猟の資格を持っており、命の尊さ、命を頂くことを大切にしている素敵なお店です。
ハンティングした食材は素早く処理して保存。
すべて品質別に管理されており、最高のジビエを頂くことができます。
今回はランチで。
ジビエのフルコースではなく煮込みコース。
まずいただいたのが、コンソメスープ。
鉄瓶から注がれる黄金色のスープからとてもいい香りが漂ってきます。
お話によるととてもコラーゲンが豊富でこのまま冷やすと固まるそうです。
そのくらいコラーゲンが含まれているので、これからお肉を食べるのに胃などを保護できるとのことでした。
そんな効果もありつつ、味は濃厚で旨みが口いっぱいに広がります。
これも蝦夷鹿。
ジビエの独特の香りなどなく（本来ないのが正しい）、濃厚ではあるのですがさらっと食べられます。
横にあるりんごのピューレと食べるとよりりんごの甘味がブータンノワールの味が引き立ちます。
最初のコンソメスープを冷やしたものがかかってます。
ゼラチンなどを使ってなくてもこんなに固まるってすごいですね。
牡蠣とコンソメはとても合いますね。
牡蠣が大きく濃厚で、コンソメスープの味に負けてません。
特にすごかったのが、シャルキュトリ。
これを切り分けて盛り付けにしていただけます。
お話は聞いてたのですが、食べてしまったら色々忘れてしまったという・・・
熊肉や短角牛や蝦夷鹿を使ったフォアグラのパテだったり、テリーヌだったり。生ハムだったり。
口直しのピクルスも添えてあったり。
それぞれの素材の良さが生きたものばかりでした。
メインの煮込み盛り合わせ。
この煮込み、とてもいい香りでナイフを入れるとすーっと切れてしまうほどの柔らかさ！
ステーキもいいですが、この煮込みは最高です。
これもぜひ食べていただきたい。
こんなにもトロッとした旨みが詰まったお肉はなかなかないですね。
パンにソースを付けて食べるのも美味しかった。
最後はデザート。
モモのコンポート。
濃厚なお肉のあとにさっぱりとしたコンポートはホッとしますね。
今回、とても気さくなシェフと色々お話しさせていただきました。
カウンターでシェフ自ら作っていただきながらとても楽しいひとときでした。
会話で印象的だったのは、狩猟時はネックショット（首より上を撃って仕留める）を心がけ肉にストレスをかけないようにするなどのこだわりや、工程ごとの品質管理もとても細かく、命をいただくことにしっかりと向き合っている会社です。
ジビエの素晴らしさ、命の尊さを教えていただきました。
ELEZO社
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